第43章 夏油傑 親友の彼女-陸-
抜けないように手で押さえ、キスをしたり撫でたりして時間をかけて一つになる。
「なまえ…、へーき?」
「おなか…あつい…」
半分くらい入ったところで動きを止める。
なまえは熱をあてられたようにトロンとしており、急にアソコに力を入れてきた。
「んぅっ、なまえ…。
あんまりギュウギュウされたら痛いかも」
「えっ…あっ、ごめん…。
入ってるの嬉しくなっちゃって…」
「目標達成できたしね。
だけど悟とすぐにはできないよ?」
「どう…して…?」
なかなか会えないのが理由ではない。
私が独り占めしたいっていうのもあるが、悟はちょっとした前科の持ち主。
「悟が入れたら気持ちよすぎておまんこに乱暴しちゃうかもしれない。最後までできても一緒にイケないのは悲しいでしょ…?」
「うん…。でも悟がイかしてくれなくても
傑がいるし…」
「本当に私ごと受け入れる気かい…?シャワー室で交互にやって、少し体に教え込んだつもりだったんだけど」
「それは…」
いつまでもこの関係を続けたいと思うのは本望に近い。
呪霊を祓いながらこの関係を続けて数日、なまえが思った以上にエッチで性欲が強いことがわかった。
居心地もいいし体の相性もいい。
なまえとの両想いセックスは心も体も満たされる。
けれどなまえは…親友の彼女。