第38章 夏油傑 親友の彼女-壱-
「なまえが好きそうな匂いを選んでみたんだ。
他にも種類があるから任務帰りにでも見てみるかい?」
「うん、行きたい。普通のお店で買えるの?」
「百貨店ならどこでも売ってるんじゃないかな。
田舎の方だとわからないけど」
首から肩、腕をあげてもらい、胸の周りをやわやわと揉んでいく。
ゆっくり時間をかけて揉み込むほどローションがタオルに浸透し、隠したところが透けて見えてくる。
「少し…エッチなマッサージになってきたね」
「まだ乳首は触れてないからね。
焦らされるのは好き?」
「うん…。キスもそうだけどゆっくりされるの…好き」
「私もだよ。ずっと触れていたいからね」
性感マッサージとはいえど、おっぱいを触っているのにまだ尊敬してくれているのだろうか。
なまえはうっとり目を閉じている。
ゆっくり責められるのが好きというなら、時間をたっぷり使ってじっくり丁寧にねちっこく責めていく。
次第になまえの表情が上気していくのを感じ、体に張り付くタオルの上からローションを足し、手のひらで乳首ごと撫でまわしてタオルを自然にずらした。
「ん…っん…」
「声我慢してるの?」
「ここ…壁薄いかもしれないから…」
「そうだね。じゃあ次からはラブホテルに泊まるかい?」
「…うん。そうする」
さて、補助監督にはどうやって説明しようか。
まあ軽く脅せば誰にも口外しないだろう。
慕ってくれる後輩からのイメージダウンは避けたいが、
それ以外は誰にバレても構わない。