第35章 七海健人 夫婦交換しよ?-参-
健人さんは一人の女性として扱ってくれる。
初めて顔合わせした時よりも表情も態度も柔らかくなって、スマホカメラの使い方を教えてあげると「ありがとうございます」と微笑まれてドキッとする。
その夜、夫婦交換の最後の日。
「健人さん…」
わたしは自分から健人さんを求めた。
自分を最高の女にさせてくれる夢を見たくて腕に抱きつくと、頭の中まで蕩けさせるキスをしてくれる。
「やはりこういった行為は信頼した相手ではないと控えていましたが…なまえさんのここ舐めたいです」
「あっ、んぅ…」
くちゅくちゅと耳を覆いたくなるような水音が聞こえる。
「ほら脚を広げて。今から三回イクまで舐め続けますね」
「は…ぁ、あぁっ…っ…だめ、ダメぇ…っ」
思ったよりも足が高くあがり、健人さんの顔がしっかり見える位置でレロレロ舐められる。
「なまえさん、こんなにエッチなのに…
ダメじゃわからないですよ」
「あ…っ!吸っちゃ、ダメっ…あぁあっ!」
「一回イキましたね」
ちゅーっと長くクリトリスを吸われ、体がビクビクと魚のように跳ねる。
舌の固さを変えたり、色んなところをまんべんなく吸ったり突いたりもして刺激してきた。