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【呪術廻戦】じゅじゅ♡らぶR18短編集

第34章 七海健人 夫婦交換しよ?-弐-


「あっいえ…!それはないです。
わたしも健人さんも割り切って接していますので」

口ではそう言うけど信憑性が低い。
どう説明していいか悩んでいると静先輩は「ぷっ」と吹きだした。

「真面目なあなただから信用したの。
じゃあ今晩もわたしの夫の相手よろしく頼むわねっ」

清々しいほど尊敬できる先輩だ。
それはそうと、この件に関して陽だけ知らない状態で行われている。

夫婦別々の部屋になっても「ふーん」と興味ない様子でゲームを触り、わたしの話には耳を貸そうとしない。
むしろモヤモヤしてきた。

静先輩に陽を任せたけれど…距離が近い。

「どうしよう…。陽が先輩の虜になっちゃったら」

静先輩は美人だ。スタイルもいい。
後輩の面倒見もいいし、わたしも魅了されたその一員。

普通に見ていれば先輩後輩の距離感なんだろうけど…

「モヤモヤしているなら部屋に行ってみます?」

「えっ…でも」

「間違いなんて起きてませんよ。
そのせいで私は避けられているんですから」

それもそうだ。
不安なのはわたしだけじゃない。
目的は違えど健人さんも夫婦生活を継続させたいから
わたしの体で満足してもらっているだけだ。
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