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【呪術廻戦】じゅじゅ♡らぶR18短編集

第32章 夏油傑 花火


傑先輩はどこにいても目立つ存在で
見上げるわたしの視線に気付くと柔らかく微笑む。

「どうかした?」

「先輩…いつ見ても格好良いなぁと思って」

「ふふっ、なまえもいつ見ても可愛いよ。
あ、そうだ。先にコンビニ寄ってもいいかい?」

「いいですよ。何買うんです?」

「ちょっとね」

コンビニに入ると好きなお菓子を買っていいよと言われ、会計に並ぶと傑先輩は何も持ってないことに気がつく。

「あれ?先輩のは…?」

「在庫がないか聞いてみようかと思って。
…すみません。XLのコンドームの在庫ってありますか?」

「ぶっ…!」

会計の順番がきて思わず吹き出してしまう。
店員さんは在庫を確認するといい、花火大会ともあってコンビニは大変混雑していた。

「先輩、なんでわざわざ混んでる時に…っ」

「あれが最後の一個だったって今しがた思い出してね。
花火大会はみんなも性欲が高まっちゃうのかもね」

「~っ」

結局お目当てのものは買えず、寮に帰ったらエッチはないのかと少し残念な気持ちも沸いてくる。
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