• テキストサイズ

【呪術廻戦】じゅじゅ♡らぶR18短編集

第4章 夏油傑 朱色に染まるバスルーム


「何をしているの…?」

「こうでもしないと
なまえは私を男だと認識しないみたいだから」

「いやいや!もう十分ですから!」

わたしの断りなど聞かず、
腰を下ろした傑は肩からお湯を流す。

雄雄しい肩回りの筋肉。
制服姿でも知っていたけど見惚れてしまう。
すると、クスッと笑い声が聞こえた。

「追い出さないんだ」

「っ…!」

「悟だったらすぐ手を出しそうなのにね」

ウザ絡みをしてくる悟には容赦がない。
傑は、いつも悟と比べたがる。

最初はお互い意識してるだけかと思ったけれど…

「だって…傑に触ったら変になるんだもん」

「変?」

「うん…」

悟と違って、傑は気安く触れてこない。
だから気になって観察してしまう。

他のみんなにもそうなのかなって。

「なまえ」

「なあに?」

「好きだと言ったら迷惑かい?」

傑の告白に胸が高鳴る。
ふるふると首を振ると伸びてきた両手に頬を包まれる。
/ 510ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp