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【呪術廻戦】じゅじゅ♡らぶR18短編集

第4章 夏油傑 朱色に染まるバスルーム


「眺めのいいところだね」

「う…うん」

先方の手違いで
ひとつしか部屋が空いていなかった。

男だからとはいえ相手は傑。
悟じゃあるまいし一泊だけなので何も問題ないはず。

「なまえ。どうする?」

「へっ?」

「お風呂。ホテルに着いたらすぐ入りたいって言っていたでしょ」

「う、うん!入るよ!いますぐ入りたいっ」

「じゃあ少し待っててね」

傑は気を利かせお風呂を入れてくれる。

「ふう。生き返るぅ…!」

傑を疑うなんてばかみたいだ。

ひたひたのお風呂に浸かりながら反省していると
…なにか…妙な物音がする。

「?」

「湯加減はどうだい?」

「…え…」

目を凝らしていた浴室扉が開き、
安全だと思っていた男が腰にタオルを巻いた状態で入ってくる。
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