第28章 伏黒甚爾 寝取られ妻-弐-
「なあ。俺の精子は連れてってくんねぇの?」
「バカ言わないで。仮にも人目に付く場所なんだから」
「どうせ俺が見てないとこでやるんだろ?
旦那様、興奮すると思うぜ」
「っ…」
寝取られ性癖の夫を持ち出して中出しをたくらむ。
わたしだって外食じゃなければ直接出してほしいけれど、そんなことをされたら堂々と歩けなくなる。
「っはあ…ダメよ…そこっ…イク、イクイクっ」
「俺じゃなくて鏡で犯されてるとこ見ろよ。
ほら、俺の指が奥さんのおまんこに…」
「ああっ…あ!ダメっ…ぁあああっっ」
ある一点だけを集中的に突かれると呆気なく果てる。
わたしの体を抱きあげた甚爾は自分が寝ている部屋に連れて行き、コンドームをつけてからそこに宛がう。
「何時までに行けばいいんだ…?」
「七時…」
「じゃあ一時間前に解放してやるよ」
「待って。それじゃあ間に合わな…んん!」
一気に根本まで押し込んでからがっつくような口付けをし、
それから本気のピストンで突いてくる。
外出前にこんなセックスをされたら平気な顔して歩けるとは思えない。
「やああっだめっ…ダメよっ甚爾っ」