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【呪術廻戦】じゅじゅ♡らぶR18短編集

第22章 禪院直哉 繋がる体と繋がらない心


「もう一回読んで?」

途中でいちゃもんをつけられた方が楽だったかもしれない。
声に表れてしまうほど身震いが止まらない。

…嗚呼、これはきっと泣くまでやるやつだ。そう思った。

「…なまえちゃん。
なんで俺が何回も同じ本読ませるかわかる?」

「…いえ…」

正座がそろそろ限界に来たときだった。

「わからへんの?」

「…申し訳ございません。
わたしの足りない頭では答えることができません…」

「はぁ…。案外しぶといね。
すぐボロクソ泣くかと思ったのに」

涙が引っ込んだのをみて話を遮ったんだろう。
直哉の手に届く距離まで迫り、一気に緊張が高まる。

「俺な、口でさせる子にはキスしないねん。
脱がし終わるまでに足りん頭で考えて」

「っ…」

緋袴の結び目を緩められ、抵抗できない自分を呪う。
不用意に体を触られることもなく上半身の小袖も取り払われ、ブラのホックも外される。

「抵抗しないね。涙流しとるけど」

泣き顔を見られて鼻で笑われる。

「で?決めた?」
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