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江戸でおむすび屋さん始めました!

第4章 愛情いっぱい塩むすび


江戸の調味料といえばこんなものがある。

⚫︎塩
⚫︎味噌
⚫︎醤油
⚫︎油
⚫︎煎酒(いりざけ)→江戸時代には欠かせない調味料。日本酒に梅干しと花がつおを入れて煮詰めたもの
⚫︎酢
⚫︎砂糖
⚫︎みりん
⚫︎出汁→出汁も立派な調味料です
⚫︎煮干し→粉末にしてかけたら、ふりかけみたいになったりして?
⚫︎鰹節
⚫︎薬味のねぎ
とこんなところだろうか。

それに私の現代の調味料で作れそうなものをうちのお店では作っている。

⚫︎マヨネーズ
⚫︎トマトケチャップ風の煮詰めたもの
⚫︎ドレッシング→こちらはまだ研究中だけど本格的に広めたい

またとんかつソースも作れそうなら作ってみたいし、唐辛子が手に入れば七味なんかもできるかもしれない。
オリーブ油があるのならこの時代の木の実の油を絞って自家製の油だって作れるかもしれない。可能性は無限大だなと思った。
とりあえずやってみる!というのが今年の目標になりそうだ。

あとはコショウのようなパンチの効いた調味料があればいいんだけどな。そもそもコショウってコショウの実から取れるんだよね。インドが原産だっけか?でもこの時代にコショウの実なんてないし、貿易とかしててもインドからなんてまだ先の話か。
だったら、山椒をかければパンチが出るかな?この時代だって流石に鰻くらい食べてるんだろうし山椒の実がどこかになってるはずだもんね。と私は考えた。

そうこうしてるうちに試作品のシーチキンが出来上がった。時々、鍋の中の魚をひっくり返しながらグツグツと弱い火加減で煮て火を消した。魚がよく浸るように少し包丁でカットしてそのまま置いておくことにした。日陰に置いてとりあえず明日を待つことにした。
これでうまくいけば自家製のツナでツナマヨネーズのおむすびができるかもしれないと思うとワクワクした。
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