• テキストサイズ

【鋼の錬金術師】紅の幻影

第3章 車上の戦い





一等車には男が言っていた通り4人の見張りがハクロ将軍とそのご家族を人質に立てこもっていた。
床には護衛の人たちが大量の血を流し倒れていた。
身を隠しどう確保するかを考える。
すると、一人の男が将軍に向かって銃を放った。
将軍の耳が吹き飛ぶ。

それより、男の左手……あれは機械鎧……。
銃仕様になっているとか厄介だな。

その時、彼等の視線が上へと向けられる。
その隙を狙い私は拳銃を構え、一等車へと足を踏み入れた。

「将軍!!扉を閉めて下さい!!」

私の言葉に即座に反応し将軍は扉を閉める。
それを確認し、彼等が所持している武器を銃で撃ち落としていく。
動きを封じるために足を狙うが、急に列車の揺れが激しくなりよろめいてしまった。
その隙を狙われ、私の右肩に弾が当たり床に血が飛び散る。


/ 308ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp