第15章 練習試合当日
桜「よしよしよし!さすがゴリ!おれの次に実力者といわれるだけある!」
陵南選手「すっげぇダンク…」パラッ
そう言って得点板の得点を2枚めくった。
花「イヤ今のは10点くらいあるだろう!ケチケチすんな」パラパラ
ゴンッ
赤「ウロチョロするな」
花「ぬ…公衆の面前で……」
「ハハハ」「なんだあの赤い頭は」
と会場は少しザワついたのであった。
赤「さぁここからだ!1本も入れさすな!」
「「「おお!」」」
4人「おー、湘北の怪物も気合い入ってきたぜ!」「いけいけー!」ワイワイ
彩「そうよここからよ!あんたたちも声出して!」
あなた「みんなで応援しよう!!」
「「ディーフェンス、ディーフェンス」」
晴「ほらね、まだまだこれからよ!勝てそうな感じになってきたでしょ!!」
藤井「うん…流れがかわるかも…」
松井「でもまだ17点差」
田「むう…今の赤木のダンクでガード陣もかたさがとれてきたな…やはり湘北は赤木か……」
ダムッ
池「くっ……」バッ
田「こらあ池上!ムリなシュートは打つな!」
ガッ
赤「うらあ!!!」バンッッ
赤「速攻!!」ブン!!
パサッ
「「「よっしゃ!」」」
現在の得点、4対19。
ここから流川のダンクが決まり、完全に火のついた湘北。
前半終了時点で赤木17得点、流川14得点、木暮7得点、安田、潮崎共に2点ずつと、強豪陵南を相手に五分に戦い、42対50とその差8点にまで詰め寄った。
花道は前半出番はなかった。
花「……………」
そして後半、湘北の勢いは止まらない!!
流川がスリーを決めてその差5点。
あなた「さすが楓!!ナイシュー!」
陵南選手「あいつ外からも打てるのか!?」
流川親衛隊「キャーー!ル・カ・ワ!ル・カ・ワ!」
ピーーーッ
「チャージドタイムアウト 陵南!」
ついに田岡監督の顔から笑みが消えたのだった。
田「なにをしとるかおまえら!30点あけろと言ったはずだ!!湘北相手になんてザマだ!」ガミガミ
仙「おい彦一、ポカリとって」
彦「は…はい!」
仙(あなたがマネージャーだったらなあ…あの時みたいにドリンクとタオル持ってきてくれたら試合の疲れも吹っ飛んじまうってのになあ…)ごくごく