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【KP】ブロマンス

第7章 【しょうれん】Darling






アイツもなぁ、入所したばっかで俺らと組まされて、
散々言われて、、本来やったら俺らがもっとちゃんと、
サポートせんといかんかったのに。

自分もしんどかったはずやのに、そんな荷物まで
背負わせて申し訳ないことしたな…と、今は思う。


何やろな…海人ってほんと不思議なやつなんよ。
臆病なようで大胆っていうか 苦笑

まだ俺と紫耀が一緒にゲームとかやりよった頃
「えー! 楽しそう! かいもやりたいっ!」
とか言って俺らの中にぐいぐい入ってきてさ。

楽しいねぇ! とか言う割に、
ゲームセンス皆無で苦笑


でもそんな海人の天真爛漫さって、
嫌な感じは一切せんし。むしろそんな海人が
俺も紫耀も可愛くてたまらんくて、
すぐ好きになったしな。


おまけに海人は好奇心旺盛で伸びしろしかない
才能を秘めまくったスポンジみたいなやつで。

それは勿論、いいとこなんやけど…自分に
向けられる黒い感情も全部吸収しちゃうから。

俺らと一緒におる資格が自分にあるとは思えない…
とか落ち込むときも珍しくなくて。


そんなときは海人を紫耀が遊びに連れて行って、
俺が悩みを聞いたりバカ話して笑ったり…

いつからか、外敵から海人を守るのは紫耀で、
内側をサポートするのは俺、みたいな。


紫耀とは相変わらずあんま喋らんかったけど
自然とそういう役割分担ができとった俺らは
そうやって関係を積み重ねてきた。


紫耀は海人をかわいがったし、
慎太郎くんとかじん、玄樹との遊びの場にも
しょっちゅう海人も連れて行くようになった紫耀。

一応、俺やきっさんにも声はかけとったけど、
俺も、ひとり時間がないとダメなきっさんも、
その誘いにのったことは片手で数えるくらいしかない。


「廉のやつ、最近付き合い悪いわぁ…」

「……そっかぁ…」

「これでもさ、向こうにいた頃はウザいくらい
 ついて回ってきてたんだぜ…?」

「ふふっ紫耀淋しいんだ~w」

「ジン、うざいわー笑 そうじゃねーし。
 ただ、岸くんと違って一人時間楽しむタイプ
 にも思えないし、何してんのかなーって…」

「やっぱ、淋しいんじゃん笑」

「素直じゃないね~笑」


なんて、いつもどおり
玄樹くんと慎ちゃんから揶揄われてる。










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