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【KP】ブロマンス

第3章 【きしれんかい】ドッキリに籠められた愛






神宮寺『紫耀、それは悪いって笑 違うんだって廉。
からかうつもりなくて、紫耀も照れてんのよ。
2人の曲もちゃんと…聴いてんだもんね?』

平野『キイテナイ! ワレワレハキイテナイ!
あー…そろそろ星に帰らなきゃ、サヨウナラ〜!』

「え?!笑」ってオレが反応したのとどっちが先か
っていうくらいに突然、通話を切られる。


神宮寺『…あ、突然いなくなった笑』

髙橋「紫耀宇宙人じゃん笑」

永瀬「…相っ変わらずわっけわからんわ!苦笑」

神宮寺『なんか…ごめんね?』

永瀬「別にえぇけどな笑
今に始まったことやないし笑」

神宮寺『そうだね笑 でもやっぱ…
淋しそうにはしてんのよ。』

永瀬「……なん、それ。
ずいぶんと勝手やん…。」

髙橋「あ、じん! じーーん!! ごめん!
廉飲みすぎてるみたい!! またね!」
今度はオレが強制的に通話を終わらせる。


さっきまで普通に喋ってた廉は通話が終わって
緊張の糸が解けたのか突然、机に突っ伏する。


「…廉、飲んだら最近はこんな感じ?」

「あはは〜…いつもじゃないけどね。
9割方いつものよく笑う廉なんだけど、
たまーに…、ね苦笑」
答えにくい質問にやんわりと返答する。


「そっ…か。それはそうよな。
気持ち、そんなすぐに切り替わんないわな…」

「……うん。3人を応援してるっていう
普段の廉の言葉に嘘はないと思うんだけど。

ただ、まだ気持ちの整理がつかないっていうか…
その分頑張って笑ってんのかなってとこもあって。」

「…いや、まぁでも廉は正直なやつだから海人と
一緒にいて楽しいってのは素直な気持ちで、
別に無理してるとかじゃないと思うけどね?」

「あ、うーん…それも多分そうだと思う。
って自分で言うのも変だけど!笑

でも、何ていうのかな…廉と紫耀との間には
もう1つ違う感情がある気がするんだよね…。

あの2人はさ、尊敬し合ってるし
お互いに羨ましく思い合ってんのに
でも、なんか…全然、
素直になれないじゃん?笑」

「…確かに笑」

「それに…多分だけど、2人でプライベートで
会うってことは一生無い気がしない?苦笑」

「確かに確かに笑笑」

「そう、だから…さっき岸くんが言ってた
2人とか3人とかの会を重ねていくのは
絶対、違くない?w
それだと永遠にあの2人は会えないと思う笑」






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