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【KP】ブロマンス

第3章 【きしれんかい】ドッキリに籠められた愛






「ちょっと待って?! え…オレも…!!」

「俺も?! …え? どゆこと?!?
 ちょっ…こわいこわいこわいww」

「だから、、オレも!!
 オレも明日廉のラジオ呼ばれてんだけど…!!」

「え…!? 海人も呼ばれてんの?!笑」

「これ……これ絶対アレじゃん!笑
 これ計画してくれてんの、廉しかいないじゃん笑
 オレたち絶対今日
 会っちゃダメだったやつじゃん!!w」
お互いのマネージャーを見ると
ガッツリ頭を抱えてたから、
これはマジでダメだったやつっぽくて。
やらかしたわぁなんて思ってたら


「え…ちょっ、、どうする??笑」
って岸くんが半笑いで聞いてくる。

「どうするっていうか…こうなったらもう
 そうするしかなくない??笑」

「やっぱ、そう…なっちゃうよね…?笑
 海人海人! 今こそ俺らの演技力の
 見せどころだぞ!!笑」

「これはもう…廉の気持ちを汲んで
 廉さんを悲しませないように
 接待ドッキリやるしかない…よね?笑
 こうなったらもう、全力で廉を喜ばせようよ!」

「よし、海人やるぞ!!笑 頑張ってくれた廉を
 俺らで気持ちよくさせてやろうぜ!!笑」

「うん! そうだね!
 そうと決まれば早く解散しなきゃ!!
 岸くんと一緒にいるところを廉に見られたら
 それこそ、最悪だから!!」

「それはそうだわ! 
 ひとまず決戦は明日ってことで…海人さん。
 一つよろしくおなしゃす!!」
結託した岸くんと堅く握手を交わして
そそくさとその場を立ち去った。





***





いよいよ、例のラジオ収録の時間が近づいてきて、
庭ラジスタッフさんと廉と打ち合わせ中なんだけど、
その後のドッキリが気になっちゃって
正直、全然内容が入ってこないの笑


マジで「テレビしか勝たん!」のくだりで
廉が爆笑してくれたのしか覚えてなくて笑


そんななかぬるっと始まったけど、進行は
いつもどおり廉にお任せでいいもんね〜って
楽に構えてたら廉が「お腹痛いから頼んでいい?」
とか言い出して!!!


え?! 待って待って!笑 それは想定外だわ!
え…そんなんアリなん…??苦笑


ってしどろもどろで
れでぃおゴードン始めてみたものの…


やっぱ、無理だわ!! って苦肉の策で
ウソの交通情報を流し始めたころに
ブースの外がざわつきだして。




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