第2章 【きしれんかい】エンドロール
俺ときっさんの初めましては…
正直、あんま記憶にないんやけど笑
初認識は
『あの人すっげぇキラキラしてね?』だった。
昔は顔がそもそも、マジでかっこよくて…!
(…って言うとちょっと、語弊ある?笑
いや、今ももちろんかっこええとは思っとるよ?
俺ほどやないってだけで笑
ただ、その頃のきっさんはえぐかったから!
当時やったら、俺の負けかもしらん笑)
今でこそ愛されキャラのきっさんやけど、
あの当時は二枚目路線ド真ん中で笑
普通に髪もジャニ系やったし、
ハイブランドの服も着とったし笑
今となっては当時のその記憶さえおもろいけどな!w
俺は今でこそ頑張れるようにはなったけど、
転校も多かったせいで
人見知りするようになってしもてたし、
ジャニーズに入所した頃の俺は自分から
誰かに話しかけたりすること自体、ほぼなくて。
ただ、きっさんとはどうしても仲良くなりたくて
当時としたら珍しく
自分から話しかけたりしとったんよな。
…なつかし。
きっさんはそんな俺を最初
ウザいって思うときがあったみたいやけど…苦笑
でも、今思えば俺、3コも下のくせして
関係浅いうちから
優太呼びしてしもてたし(これは今でも、後悔)
ガツガツ行き過ぎたんよな。やっぱ。
慣れんことはするもんじゃないわ…苦笑
まぁ、のちにきっさんは
『廉にどれだけわがままを言われても
嫌いになることはない。』
って言うてくれてるから
多分、問題ないんやけど笑
でも「岸くんのどこが好き?」
って聞かれても困ります!
なので、やめてください!笑
もちろん、優しいとか、おもろいとか、
人がイヤな気持ちになることは絶対にせんとか、
それももちろんそうなんやけど、
そんな言葉じゃ足りんといいますか…。
どこが好きっていうより、
きっさんやから好き。
あ、でも…
きっさんにしてもらって嬉しかったことは覚えてる。
俺の二十歳の誕生日にきっさんの声かけで
関西ジュニアの頃からの仲間やら
お世話になっとる先輩やら、どういうつてで
辿り着いたんかわからんような昔からの友だち
からのメッセージを集めてくれとったこと。
多分、これは一生忘れられんと思うわ。
5人で一緒に見たあの花火と並ぶくらい
『ワスレナ』やな…。