第12章 夢の中で見た光景は

薄暗い•••••••••ここどこだろう？


「逃げよう」

「簡単な事言うなよ。大勢の大人がうろちょろしているし。見張っている。」
「俺とコイツで奴らを、おびきよせる。俺達が囮になってるその隙に、お前達は逃げろ。荷物は持ってゆけない。置いていけ」
「分かった」
「•••••••••皆がそうするなら•••••••••」



頭の中に。脳内に浮かんだあの4人の子供達は一体•••••••••


どことなく、彼らに似ている
ねぇ。待って

「•••••••••っ!!」

今の光景は一体•••••••••

「良かったイブ•••••••••大丈夫？」
「アズサ君？皆どうして•••••••••」