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ディアラバR-20/吸血も身も心も全てあなたのモノ

第7章 無気力系ドSヴァンパイア本気出す※R-20※


シュウさんは目を細め、口元の口角を上げてニヤリと笑っている。私の困っている姿を見て。楽しんでいるようだ

「ほら。キスしろよ。昨日みたいにさ。」とボソボソとか細い声で耳元に囁かれた途端
心臓が強く跳ね、下腹部が、キュンと強く締まる
どうしてこんなに、胸が苦しいの?
シュウさんを求めるように意識してしまう

「おい。俺を、退屈な気分にさせるな。」
「今からキスするから。待って欲しい•••」
「こっち。膝の上に乗れ。熱っぽい目で俺を見ろ。」


強めに命令されただけで。また心臓が強く跳ね、締まりがキュッと強くなっていた
見透かすような目
今にも唇が重なりそうな微妙な距離感に
心臓の鼓動がドクドクと脈打つように速くなっていた
逃げられないよう腰を掴まれてて、
動けない

「シュウさん••••••周囲の視線が••••••」
「だから何?別に誰に見られても、困らないし。」
「嫌•••恥ずかしい•••シュウさ•••」
「ごちゃごちゃ煩い。早くしろ。」
恥もプライドも捨て。唇を重ねてみた
なのにシュウさんは少しムッとした表情していた

「なぁアンタ。バカにしてるのか?こんな短めなキスしやがって。」
「初心者なんだから。仕方ないじゃないですか。経験体験すら全くないのに•••••••••」
「確かにそうだな。高度なテクニックなんて、染みついてないし。だから余分な脂肪がブヨブヨとついてるのか」


口悪いし意地悪
全然キュンとしない•••

「シュウさんは気持ち良くなれるキスの仕方なんてやった事無いし。出来ないから、下手だよね?もう良いですよ。どいて下さ」


ドサっ!








え?何で私。押し倒されてるの?
なんか•••目が怖い!

「誰がやった事もないし出来ないから下手だって?良い度胸してんな。」
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