第1章 先輩と彼女
もう少し一緒にいたいなんて可愛すぎる彼氏にときめきながら近くの公園に立ち寄ることになった
適当なベンチに腰掛けると、目の前にペットボトルが差し出され
「ありがとうございます」途中自販機で買ったミルクティーを環から受け取った
環も自分のボトルをあけると
ひとり落ち込み項垂れる
「ごめん、なんか彼氏っぽいこと何もできてない気がする…」
もちろん、そんなこと思うこともなく、驚くのだが
「そんなこと、先輩は自慢の彼氏です!」
「自慢って…俺誰かと付き合ったこともないし、どうしていいかわからないし、あまり一緒にもいてあげられないし……何もしてあげられない…と…思う…」
段々と声も小さく、自信なく項垂れていく
「もう、先輩!」まみは環の頬をはさんで自分のほうに向けると
「環先輩は私と付き合ったこと後悔してるんですか?」
これには環も慌てて「そんなことないよ、嬉しかったし」
「じゃあ、まだ付き合って1ヶ月しかたってないんだし、これから一緒に考えましょう」
「う…うん…」
まみは環を離すと少し考えて