第2章 お付き合いしてますが
基本、注目されたりするのは嫌な環は少し青ざめてまみの後ろに隠れてしまった
クラスメートの1人が「いやぁ…透坂の冗談が…」と視線はまみに集まって
まみも居心地が悪いことこのうえない
「彼女?…付き合ってるの?」
あぁ、とすぐに納得したまみと、素直に彼女と言う言葉に赤面する環の考えていることは違うもので
こくんと頷く環は恥ずかしそうに困りながら後ろに隠れたままだ、子供の後ろだから隠れきれはしないが
可愛らしすぎる環に、興奮気味な衝動は抑え
ただ
ただ
きっと先輩方は勘違いして、どうしようかと悩むところだった
ミリオ先輩は何を言ったのかわからないが
でも牽制かけるにはいい機会なのかもしれない
トップスリーの1人なってしまうぐらいの環だから、狙っている女子は多いらしいし
「はい、環とお付き合いしてます」
「よろしくお願いします」と可愛らしく挨拶をしてみせる
野次馬はどんどん増えてきて
目立ちたくないから子供の姿で来たのに、逆効果になってしまった
「あ、もうそろそろ行かなきゃ」
後ろに張り付いている環に伝えると、残念そうにしゅんとする
可愛いなあと思いながら「あとでね」と笑顔で環の唇にチュッとキスをする
ごめんね、と心の中で思いながらも
真っ赤に固まる環と、見てはいけないものを見てしまった複雑な顔をしたクラスメートを残して
逃げた
ミリオだけが仲良しだなーと笑っていたが
今回のことで、天喰環に彼女がいることは知れ渡ったが
幼女趣味だとの噂はしばらく続いたらしい