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【鬼滅の刃】母に似た女性

第9章 玖


「もう入れたいだろう」
と言う父の声が聞こえた。俺は小さく頷いた。
父はそれから、
「お前はどうだ、入れて欲しいか」
と彼女に尋ねた。


__入れて欲しい、と言ってくれ。強請って欲しい。俺が欲しいと、それを掴み、そのいやらしい名称を口にして、はしたなく強請って欲しい。


父の言葉に、彼女は目を逸らしながら小さく頷いた。はしたなく強請ってはくれなかった。
だが、俺はそれで充分だった。恥ずかしそうに頷く顔は俺のそれを更に刺激していた。
俺は彼女に挿入しようと少し体勢を変えた。


すると、父が彼女のそこを再び指で大きく開き、そのぷっくりとした突起を弄りながら耳元で何かを囁いた。
彼女は頬を染めてしばらく俯いていたが、やがて上目遣いで呟いた。
「杏寿郎さんのを、私のここに入れてください」
と。

もう、自分が抑えられなかった。彼女を思い遣ることなども出来ずに、熱くなった自身を一気に奥まで突き立てた。
父は彼女を背後から抱えながら、彼女の悦ぶ箇所に当たるように腰の角度を変えたようだった。

その瞬間、彼女は大きく声を上げ、俺をきつく締め付けた。それは今まで味わったことのない快楽であった。
そのぬるぬると蕩けるような温かさは、気を抜くと漏らしてしまいそうなほどだった。
彼女は顔を少し歪め、甘い声を漏らし続けている。
俺のそこは、あわよくばもう出したいと訴えている。
しかし俺は彼女のもっと感じる顔が見たい、彼女のもっと感じる声が聞きたいというその一心で射精を堪えて腰を動かした。
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