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【鬼滅の刃】母に似た女性

第10章 拾


限界はあまりにも直ぐにやって来た。射精感は急に訪れた。これはまずい、だが腰を止めることなどできない、と思った。
先端まで精が迫り上がっているのが解った。
十数える間もなく彼女の中に放ってしまうだろう、と思ったその瞬間。
「抜くぞ」
と言って、父は彼女の体を引いて俺から逃した。


彼女が小さく名残惜しそうな声を上げたのを俺は聞き逃さなかった。俺と彼女のそこが透明な糸で結ばれているのが見えた。


何とか射精を我慢し切り、呼吸を整えている俺に、
「女が達する前に出す奴がいるか」
と父は嘲るように言った。そして
「ここに腰を持って来い」
と彼女の胸元を指差した。

俺はよく解らずに言われた通りにした。すると父は彼女の両の乳房を後ろから寄せて俺のそれを挟み込んだ。彼女の豊かな乳房の合間に、俺のそれがたっぷりと埋もれてしまっている。その感触と光景の卑猥さに下半身が蕩けてしまうようだった。

彼女は父の手首を掴み、間近にある俺自身から目を逸らしながら抵抗しているが、父は全く意に介さないようだった。柔らかな両乳房に俺の硬くそそり立ったそれを挟み、ゆっくりと上下に動かしている。
それはとても心地良い刺激であった。しかしそれは射精を促すようなものではなかった。
俺の射精感はやんわりと治まっていった。

それの硬度は維持したままだが、少し余裕が出来たことを自覚した。父もそれを察し、彼女の体勢を先のものへと戻した。
俺は再び彼女に挿入した。父は彼女の両乳房の頂を指先で擽ぐっている。頂を摘み上げられると彼女の体がびくりと跳ね、中がきゅっと締まるのが堪らなかった。

父が彼女の脚を大きく広げるように抱え直した。それは彼女の最奥まで俺が入ることの出来る体勢だった。
そのまま奥をぐりぐりと刺激すると、彼女が大きく身を捩った。
「そこをしばらく刺激してやれ」
と父が言った。

それは先程までとは違った嬌声だった。嬌声の中、彼女が小さく、出てしまいます、と言うのが聞こえた。
先程の水飛沫を思い出した。俺もあれを出させてみたい、と思った。そのまま彼女の一点を先端で押し潰し続けた。
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