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【鬼滅の刃】ある鬼狩りの家で働いた話

第1章 〜 最終章


こんなことをしていて誰かが通ったらどうする、と耳朶を柔らかく咬みながら言われる。後ろから抱えられる様に、襖に向かって脚を大きく開かされる。開かされた付け根の中心に、彼の指が迫る。

そのままぐちゅぐちゅと指で遊んだ後、この中にあの菓子を入れてやる、と彼は言う。
これだけ濡れているのなら、もう痛くはないだろう。生娘でもあるまい。この中でどうやって溶けていくのか見てみたいものだ、と。

正気の沙汰ではないと、私は必死で抵抗をする。しかし彼は強引に左手でそこを広げ、右手に菓子を持って中に入れようとする。私も何とか抵抗し、腰を捻り、逃げる。体温で簡単に溶けてしまうその菓子は、中に入る前に彼の右手と私の体を甘く染めていく。
その行為の困難さにようやく気付いた彼は、代わりに私の体を染めたそれを、舌で掬っていく。
思わず声を出してしまうと、声を聞かれてもいいのか、と言われて彼の指を口に入れられる。口惜しいが、甘い。甘くて美味しくて、指の腹から指の間、そして指紋の溝に至るまでも、舌を伸ばして卑しくしゃぶり尽くしてしまう。

すっかり舐め取ってしまうと、指が引き抜かれた。名残惜しそうに最後まで舌を伸ばしてしまう自分が、卑しくて仕方がない。
彼自身は私についたそれを舌で掬い尽くしても、まだ解放する気はない様だ。使える様になった右手も用いて、更に私を責め立てる。

自由になった口から、またも声が漏れてしまう。男だけの家でそんな声を出して、どうなるか解っているのか、と嘲る様に言われて、必死で歯を食い縛って堪える。

すると突然、彼の褌が口に押し込まれた。噎せ返る様な男の匂いに屈辱を覚えたが、声だけは出すまいと、必死でそれを咬んで堪える。
どうやら、その姿が彼の嗜虐心を煽ってしまったらしい。彼は着物の裾を絡げると、無遠慮に一息で私に重なった。
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