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【イケメン戦国】花紅柳緑𑁍𓏸𓈒

第12章 𑁍蒼色マリアージュ《蜜愛編》/ 伊達政宗




「そ、んな、しちゃだめ……っ」
「硬くなってきてるのにか?」
「はぁっ…ぁっ、め、なのぉ……っ」
「ほんと可愛いな、お前」


摘んで擦ったり、押し潰してみたり、円を描くように弄ったり。
そうやって可愛がれば、すぐに存在を主張し始める桃色の花芽。
膨れてきて、硬くなって……
触ってほしそうになる"それ"に、いやらしさを感じて思わず生唾を飲んだ。

(素直な躰は興奮する、普段純朴だから余計に)

結衣なんて、色事に疎そうだろう?
何も知らなそうだし、口づけだけで真っ赤になるし。
なのに……感度が良くて、乱れると色っぽいとか最強だろ。
本当に高ぶる、心も躰も滾っていく。
この血肉沸き上がる感じは、こいつにしか感じない高揚感だ。


「いつも以上に感じやすいな、今日」
「っ…はぁ、政、宗……!」
「その声もいい、堪んねぇ。もっと名前呼べよ」


腰がぞくぞくして、痺れが這い上がる。
これは快感を感じている証拠だから。
俺自身も結衣で気持ち良くなってる、だから……さらに研ぎ澄まされた悦を感じたい。

片手で胸を揉みながら、もう片手を躰に這わせて降りていく。
腰紐で辛うじて止まってる襦袢の裾から手を差し入れ、ふわりと尻を揉んだ。
すべすべで柔らかい、触り心地は最高だ。
あとは……結衣の女の部分がどうなっているかなんだが。


(なんて言うか……やっぱり癪なんだよな。普通に好くしてやるの、あんなに嫉妬させられたし)


あんな漆黒の感情は初めて知った。
もちろん嫉妬していたのは、俺だけではないと結衣は言ったけれど……
でも、やっぱりこのまま負けっぱなしは性にあわない。
『思い知れ』という訳ではないが、少しは仕置きしたいという攻め入る気持ちがあるのも本音。


「……結衣」
「っ……?」


俺は結衣の尻の方から脚の間に指を差し入れ、わざと割れ目の外側の縁を撫でた。
敢えて蕩けた中心部には触らず、脚の付け根辺りに指を這わせていれば……
結衣がやたら物欲しそうな顔をして振り返ってくる。


「どうした?」
「どうしたって、そのっ……」
「して欲しいことがあるなら、可愛く欲しがってみろよ」


不敵に笑んで言えば、結衣は息を詰まらせ、唇をきゅっと結んだ。




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