第1章 零太くん、一生のお願い!
許可をもらったところで、私は早速行動に移す事にした。
「綺麗にしようねぇ……」
手をわきわきとさせて、私は零太くんににじり寄る。
「えっ、は? 待っ……!」
引き出しから浣腸を取り出した私を見て、零太くんが悲鳴を上げた。
浣腸を済ませたあと、私に服を脱がされた零太くんにベッドに仰向けになってもらい、私はベッドの横の空いているスペースに座る。
一種の願望。それが、遂に叶うのだ。
胸の高鳴りが抑えられない。
「零太くん……」
私は、彼の内腿を撫でた。彼はぴくりと反応する。
私の手は内腿からお腹を通り、胸に到達した。
可愛らしい両の突起に触れると、
「ん……っ」
零太くんは小さく声を漏らす。
乳輪をくるりと撫でると、次第にぷっくりと主張をし出した。
乳首を摘み、時に軽く引っ張る。
すっかり乳首で感じるようになった零太くんは、甘い声を上げており、それがより私を興奮させた。
「な、んで、ここっ……!」
途切れる息、その合間に彼が問いかけてきた。
お尻を開発したいと言っていた私が、何故か今乳首を愛撫している事について言っているのだろう。
可愛い零太くんを見たかった、というのもあるが……。
「まずはリラックスするのが良いらしくて。だから、もう少し付き合ってね」
私はそう言ってから、零太くんの乳首に吸い付いた。
「ひっ!? あ……っ」
吸ったり、噛んだりを繰り返す。
暫くそれを繰り返していたが、私はふと口を離した。
「名前さん……?」
零太くんの頬は火照っていて、とても色っぽい。私はごくりと喉を鳴らした。
部屋が甘ったるい空気に包まれている気がする。
私は、引き出しからゴム手袋とローションを取り出した。