第5章 眠れる森の美女…102年後♥️♥️
「姫は泣き顔も可愛いね」
窮屈なベルトを緩め。
「あっ…お、王…いや」
スカートの中に入れた手のひらで、彼女のなめらかな腿の上を滑るように移動させる。
姫が両手でそれを制し、拒絶するような仕草をみせた。
そしてこれも、いつも従順な彼女にしてはあまり無い反応だった。
(………まったく。 女ってのは、どこでこんなのを覚えるんだろうな?)
姫はわざと勿体ぶっているらしい。
それならばと、イズミは構わずことを進めようとした。
「あの、今晩は…そんな気分には………っや…」
片手で彼女の手首を束ね体重を乗せると、姫はいとも簡単に動けなくなった。
薄く肌触りのよい夜着をとおし、彼女の体のしなやかさ、女の柔らかさをイズミは全身に感じた。
「ふふ、罠にかかったウサギみたいだね。 もう抵抗しないのかな?」
困惑した表情の姫が両手をもぞもぞ動かしてささやかに抗っていた。
「お…願い………いや、です」
とうとうクッションに顔を伏せ、姫が消え入るような声で懇願した。
しかしイズミの長い手足で組み敷かれると力ではどうしようもなかった。
「ああ、可愛い………」
彼の、うっとりした声が姫の耳を舐める。
「あっ…!? そこ、はっ」
下着を素早くずり下げたかと思うと、前ぶれもなく怒張を尻の間に押し付けられ、姫は驚いて嫌がった。
イズミは声に出してクスクス笑っていた。
ピタリと姫の後孔に狙いを定め、そのままぐぐと腰を落としてくる。
「おかしなことじゃないんだよ。 月のものやなんかで出来ない時にも使うし……避妊は仕様がないけどね。 やっぱり中に出したいよね」
イズミがとうとうと言い聞かせてくる。
が、姫はそれどころではなかった。
拒んでいるのに無理矢理に侵入しようとしてくるので、周囲の皮膚がひきつって痛んだ。
「そ、そんな所、止めて!」
「なあに、大丈夫………力を抜いて。 すぐによくなるからね」
メリメリと音でも立てそうに硬い肉をこじ開けられ、苦痛に姫の顔が歪んだ。
「やめ…あああ、う………っ!!」
「さすがに乾いてると痛い? まあ、俺も動きづらいしね」