第5章 眠れる森の美女…102年後♥️♥️
イズミがベッドの脇の小瓶を手に取った。
彼女が眠っていた時にしていたように、結合部に潤滑油を塗り込む。
恥辱に耐える姫の姿も堪能出来たことだし、と。 彼はいたく満足だった。
力まない方が楽だと学習したのか。 ぬめりを帯びた残りの肉竿が腸内へと沈んでいく。
ぬぷぷぷ……わざと彼が時間をかけて挿入を遂げる間。
「はっ、はっ…あ、はっ」
姫は苦しげに肩で息を繰り返していた。
こつ、と亀頭が直腸の曲線に触れ、イズミが久しぶりの感触に喉を鳴らす。
「ほうら、こんな簡単に。 どう? ああ、姫はもっと激しいのが好きなのかな。 おまんこの方みたいに」
イズミはしばらく腰を押し付けて彼女に覆い被さっていたが、姫が大人しくなったので、彼女の手を離してから上体を起こした。
ギシ、ギシ、とベッドが揺れ始める。
姫は両の手でシーツをきつく握りしめ、背中を震わせていた。
体全体がうっすらとピンクがかり触れるとしっとり汗ばんでいる。
イズミは行為の際に快感に喘いでいた彼女の、体の変化が早々に現れていることに気付いた。
「ふふ、やっぱり気持ちいいんだね……」
姫の腹の下に腕を入れ、ベットに座って抱き起こす。
「あうっ」
ぴったり繋がった肉棒に体内を抉られた彼女が驚いた声をあげた。
「終わったら、前の方も可愛がってあげるからね」
潤滑油に浸した指先で陰核への愛撫も加えてやる。
包皮越しに指の腹で揉むと相変わらず姫の体は敏感に反応し、きゅっ、と彼を締め付けた。
「あっあっ……お、王様」
イズミは興奮していた。
起きている姫の後孔は、腟ほどとはいわないまでも格段に良かったし、一旦受け入れてからの彼女は実に従順だった。
「ねえ…今度さ。 両方で楽しむのってどう? 前王にいっつもくっついてる大臣って覚えてるかな」
「い、いえ…」
「彼さあ、口煩くて鬱陶しいんだよね。 でもオーロラのこと、宴会の席でジロジロ見てたからねえ。 そしたら大人しくなるんじゃないかなあ」
「………」