第5章 眠れる森の美女…102年後♥️♥️
そんな思い付きを中断させるかのように自分の口が大きくこじ開けられる。
「ん…ぅぐ…っむ」
あっという間に口内でムクムクと硬く膨らんでいく。
姫は歯を立てないようなるべく口を大きく開き、目をつむっているだけで精一杯だった。
ようやく彼がそれを抜いてくれた瞬間、姫が体を丸めて思わずせき込んだ。
「ごめんね、つい先走って。 少し苦しかったかな?」
彼女の目元を指で拭い、イズミが声をかける。
その手つきや声音は優しかった。
「………」
すると一方で、姫は目の前の男性の象徴をじっと見つめてしまう。
逞しく屹立しているそれは裏側が筋ばっており、ところどころ浮いた血管が生々しい。
「ダメだね、きみを前にすると抑えられなくって。 宴会のときもずっと早く二人っきりになりたくて、そんなことばかり思ってしまう」
追い討ちのように苦笑してそう言われれば、彼女からすうっと懐疑心が失せていく。
「ああ、王子様」
自然と体が熱くなり、立ち上がった姫は彼に身を寄せた。
つ、と彼女の足の間に指を這わせたイズミが秘部の割れ目をくすぐる。
淡い恥毛に隠された陰核を指先でゆるく挟み、うぶで敏感なしこりを追い詰めると姫は早々に腰をくねらせた。
「っあ、そこ………」
彼女は感じやすいが性に関しては控え目だった。
(実質は、まだ女になったばかりだからねえ)
イズミは喉を鳴らして姫に見入った。
今指先を泳がせている、割れ目のひだも薄く陰核も可愛らしいもの。
それでいて、二人の男に散々なぶられては慈しまれた、秘部以外の姫の体。
それは扇情的な大人の女へと変化を遂げていた。