第11章 マッチ売りの少女…1月1日❤❤
自分はこの人の手で快感に身を委ねてしまったのだという事実を突きつけられたからだ。
呆然としていると、再び両足を開かれて抱え上げられた。
そして猛りきった肉棒がとうとう少女を一気に貫く。
「あひいっ……!」
「うわ…っ」
痛みはなかったが押される衝撃があった。
それは昨晩とは違い呆気ないほどズルッと中に入り込み、それどころか中がうねって、貪欲に彼のものに吸いついていた。
「…っ…ッ」
両手でサラの腰をつかみ、奥深くでぐちゅうう、と濃厚な口付けを果たした時に、サラが潰されそうに声にならない息を吐く。
「はっ…はあ……は、ははっ…凄いっ…昨日とは比べものにならないぐらいにトロトロだねえ…どう? 僕のモノは美味しいかい?」
体を一旦引いて、持ち上げた少女の尻の下で手を組み、膝立ちになったホーリーが浅い位置で腰を動かし始める。
「うあ…あ…っ」
ずぷ…ずぷッ…と、亀頭に愛液を塗り込んでいく、彼のそれはサラの腕よりも太く大きなもの。
ごつごつして凶悪な肉棒が拡張を繰り返し、最初はゆっくりだったストロークは次第に速くなっていった。
「あ、あっ、あっ、あっ、あっ」
リズミカルに突かれるたびに声が漏れてしまう。
(やだ……あんなにひどいことをされて、あんなに痛かったのに)
膨大な熱と、自らから湧き上がる衝動の大きさを受け止めきれずにサラはボロボロと涙を流した。
「────あれえ、サラちゃん。 今度はなんで泣いてるのお?」
ぴたりと動きが止まり、泣きじゃくっているサラの両脇にホーリーが手をついた。
「うそ、うそよお…っ……こんなの…ふしだらだわ」
「ふしだら……」
ズルリとサラの体から性器が抜かれる。