第11章 マッチ売りの少女…1月1日❤❤
彼がサラの手をどけ、明るい室内で、衣服が乱れて中央がほどけた彼女の体を視線で舐め回す。
「ふうん…」
少女の肌の所々でホーリーの目が止まり、何度か彼の喉が動いた。
サラは恥ずかしさのあまりに消えてしまいたくなった。
「知ってた? 体ってさあ、だんだんと慣れるんだよねえ…と、言うより…そんなふうに作られてるんだあ」
ホーリーは視姦を楽しみつつも、そう小さく呟きながら、指先でサラの肌を撫でていく。
昨日の激痛を思い出したサラが身を固くした。
そんな彼女の耳にホリーが言葉を吹きかける。
「そしたら、次は…気持ち良くなってくるんだよお…?」
ホーリーの指が初々しく膨らんだ丘陵に沿って移動していた。
肌に触れるか触れないかの、注意深さで。
サラは小さな息を何度かに分けて吐いた。
彼のやり方は昨日とはまるで違った。
ぞわぞわする。
かといって寒くも怖いわけでもない。
こんなにわずかに触れられただけで、薄い膜を貼り付けられたように、肌に余韻が残っていく。
そして膜の上は過敏にしびれて、次に彼の指が通過する際に目がくらむ。
目を固くつぶりながらサラが訴えた。
「いや…こんなこと……まだ私、には…早いと…思う」
「早くないよお…ココもちゃあんと女性だもん……ふふふ、こうやって胸の周りを撫でてるだけで、隠れてた乳首が顔を出してきたよお…」
サラが顔を赤くして身をよじらせるが、ホーリーは構わず続ける。
「かわいいピンク色の乳輪だねえ? ここも指で撫でたらどうなるかなあ…」
「い…いやあ…」
「敏感そうな乳首も触っちゃうねえ?」
サラの口から甘い吐息が漏れ始める。
ホーリーはサラの反応を見てニヤリと笑うと、
「ふふ、感じてるんだねえ」と囁いた。
「ちがっ、違う」
顔を真っ赤にして否定するが、うわ擦った声はどこか説得力がない。