第10章 マッチ売りの少女…12月31日♥
サラはすぐに疲弊し次第に従順になっていった。
逆らったら何をされるか分からないという恐怖もあった。
頬や頭がズキズキ痛み、サラの意識がもうろうとなってきた。
自分の血のついた肌着が取り去られ、ますます体に重みが乗ったと思うとお腹の内側に鋭い激痛が走る。
「!!…ぐう…っ」
まるで股を焼けた薪か何かで掻き回されるような痛みだった。
涙か血かは分からない。
真っ赤に濡れた彼女の視界の中に、サラを凝視するホーリーが上下に動いていた。
息をつく暇なく打ち付けられる。
開かれたばかりのサラの体は、何度も繰り返される身勝手な凌辱に傷付いていった。
「うう……ひっ……っ」と嗚咽を漏らす少女を抱きしめながら、ホーリーが耳元で囁く。
「よしよし、いい子だねサラちゃん」
「……い、家に…帰して…」
返事をする気力もなくただ涙を流すだけの少女の頭を優しく撫でながら、青年が言った。
「大丈夫、僕がついてるからねえ…あ、ああっ、いいよ、サラちゃん…っ」
ホーリーはサラの中で果てた後も、しばらくの間そのままの体勢を保っていた。
「はぁ、はぁ、最高だよ、サラちゃんの中は……」
やっとのことで体を離した後、彼はため息をついた。
サラは虚ろな目をしたまま横たわっている。
そんな彼女の姿を見て、青年は満足そうに言った。
「これで君は永遠に僕のものだよ」
そしてにっこりと微笑んだのだった。