第9章 閑話シンデレラ…舞踏会編♥♥

腰から下が溶けてしまったかのように感覚が鈍くなっているというのに、子宮の奥だけが熱く痺れているようだった。

（おなかが……頭がぼうっとする）

そんなアンナに、

「………すごく気持ちよさそうだね」

耳元で囁く、ゆったりとした甘い声。
鼓膜まで愛撫されているようなその響きにアンナの胸が高鳴る。

狭い振り幅でぐぐうっと押され、アンナは未だかつてないほど感じた。

バックの体勢になったシンデレラは両腕でしっかりアンナの腰を固定し、今度は異なった角度でアンナの内部を貪欲に責める。

「ん、んぅ……っ、」

シンデレラの剛直が出入りするたびに中が収縮する、その反応は、もはや彼女の意思とは無関係になっていた。

耐えられずに頭を突っ伏したアンナは必死になって枕を握りしめた。

（もういや……こんな、ダメになっちゃう）

アンナの口からは唾液が溢れ出し口元を汚していく。
無意識に逃げ出そうとするアンナを抱きかかえながら、彼が息を弾ませる。

「ん……、！んぅ」

腟内で彼が大きくなるのを感じた。
アンナの両側に拳を置いたシンデレラが体重をかけてより深くまで侵入してくる。

子宮を抉るような深い抽送にアンナの体が跳ねた。
ぐぷっぐぼっと籠るような下品な音が結合部から響く。

「ああ、まだここでは達してなかったかな」

シンデレラは度重なる絶頂で鋭敏になっている内壁を擦りつつ、陰核をやんわり撫であげた。

指の速度を早め、その代わりに強さは変えずにじわじわと刺激を増やしていく。

「ん、、ふ……」

「ほら、またイキそうになってきた。 俺には分かる」

「んっ、んうっ！」

（やめて、もう）

「ぅう……っ！」

揃えたシンデレラの指先が、コリコリにしこった陰核を挟み込む。
その間も太く長い肉茎は多彩な動きでアンナを追い詰めていった。

「くっ、うぅ」

（あ、たま、おかしく……なるう……っ）

「……っ」

シンデレラはアンナの身体を縦横無尽に犯し続けた。

何度も激しく震えだしては弛緩する、彼女の反応が完全に止むまで、シンデレラはアンナを貪った。