第8章 ラプンツェル…少女の物語♥♥
竿の部分よりも柔らかな亀頭を唇に挟み、すると男の武骨な手のひらが彼女の豊かな胸を下から持ち上げた。
「んふぅ…っ」
たぷたぷと重量を確かめるように動く手がやわやわ胸を揉む。
男が目線を下げ、容易に形を変える女の肉を無遠慮に眺めた。
「へへ……相変わらず…餅みてえに吸い付く。 うちの女房とは大違いだぜ」
「ンん…」
敏感な肌や乳頭へ送られる刺激に、マドカは甘えるように鼻を鳴らした。
チュクッ、チュププ……
口内深くに肉棒を収めていくと「うっ」と男が声を漏らす。
その最中にも、指の間に挟まれた突起は行き場をなくし堅くしこっていく。
男が触れている乳房の周りから、どこか暖かな快感が集まってくる。
それは中心に溜まり、乳首を小さく揉まれるごとに細かに弾けるような感覚を運んできた。
それなのに、男というものは快楽に没頭しようとするマドカをいつも中断させるのだ。
男の腰が引けたのに彼女が気付いた。
「おい、ま、待てよ」
モノを咥えたままマドカが男の顔を見上げた。
「今日はコレでお前も楽しませてやるから、な?」
彼女の瞳はしっとりと濡れた黒檀を思い起こさせた。
どこかあどけない面影を残す、涼やかで大きな黒目に吸い寄せられそうになり、次に、それとは不釣り合いな今の状況────男の赤黒い陰茎を口で扱いている美しい女。
乳首を男の手に擦り付けている女の腕は更に、女自身の股の間に伸びていた。
そんな眼下の光景に男がごくりと音を立てて唾を飲んだ。
「く、やらしい…女だ」
男の頭が欲情に支配されていく。