第7章 ラプンツェル…妖精の物語♥️
出しきっても少しの間、呆然としてそのまま美和の上に覆い被さっていた。
直前に聞こえた美和の悲鳴を思い出し、慌ててリュートが体を起こす。
「あっ! ご、ゴメ!!………ん?」
「………」
美和は力が抜けたみたいに動かなかった。
起きているようだが眉根をきつく寄せ、やはりとても苦しそうである。
「なんだか、ごめんね………」
自分ばかりが気持ちよかった気がしてリュートは申し訳なく思い謝った。
元の硬さに戻った性器が自然と押し出された。
彼女の足の間から、ドロッとしたピンク色の体液が溢れては地面に染み込んでいく。
美和の浅い呼吸が穏やかになってきて、リュートは彼女のお腹にそっと手を乗せた。
「それで、これで子供が出来るのかな………?」
「わ、ワカリ…マセん………」
途切れ途切れに話す美和によると、どうやら子供が出来るのはいつもというわけではなく、タイミングというものがあるらしい。
「ところで美和、どうだった? 痛かったの?」
「ハイ…死ぬ…かと………思い」
そんな彼女にリュートは何も言えなくなった。
本音を言うと、もっとコレがしたかったから。