第7章 ラプンツェル…妖精の物語♥️
チクチク。
「どこを舐めるの? 痛いところはある?」
「し、心臓がナンカ少し………?」
すると彼が困った顔をして、それから立ち上がった。
「それは舐めれないかな………ま、いいや。 ドバッといこう。 美和も脱いでよ」
小さな頃から川や泉に裸で遊んだりと、二人は勝手知ったる仲である。
それで、とっとと衣服を脱ぎ出す彼につられ美和も裸になるが────やはり何かが違う気がする。
「でもさ。 僕のこれをどうやって突っ込むんだろう」
「たしかに………?」
目をやるとリュートの性器は力なく下を向いていた。
「それに、出そうと思って出せるのかな………」
美和にも男性の体の、その辺りは分からなかった。
精液とは。
溜まると出ることは出るが、眠っている間に勝手に出るものである。 妖精の間では普通にそう考えられていた。
「とにかく、くっつけてみようか。 美和のは?」
「この辺りデス」
美和が足を広げ、自らを指で示してみせた。
彼女の外観に相応しい、つるりとした無垢な秘部である。
屈み込んだリュートは彼女に陰茎全体をあてがい、すり付けてみた。
「僕よりぐにぐにしてるね………?」
二枚貝のように僅かに開いた割れ目の間は存外と複雑なようだ。
すき間から透明感のある粘膜が覗き、こちらはオーキッドの花に似ている。
リュートが亀頭でこすこすと擦りながら探っていると。
「ふあ」
美和の口から妙な声が出た。