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翼に憧れて【進撃の巨人】
第3章 存在
1年後。
『ハンジさん!!』
勢いよく扉を開けるマリーに驚きハンジは椅子から落ちた。
「いたたた…。マリー、ノックして欲しいな。」
『きっとハンジさんに似たんですよ!それより見てください!このマーク!私訓練兵になりました!』
マリーは興奮が収まらず、満面の笑みでハンジの頬にジャケットを擦り付ける。
「ま…マリー。見えないよ。通過儀礼は終わったの?」
『はい。何も言われませんでした。明日から訓練です!』
ハンジはマリーの様子を見て、この子はやっぱり兵士の子かと笑っていた。
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