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傍にいる[推しの子]

第16章 芸能界 第8話



うー…ファンなのは嬉しいけど
でもアクア以外の男の人に
慣れるチャンスなのかな…

『アクアー…』((チラ

「まぁしても良いんじゃないか??
慣れるチャンスかもだし」

『うっ…わかった』

気持ちの切り替え…切り替え…
アイみたいに笑顔を…

『改めまして、鳴嶋メルトくんっ
よろしくお願いします!!』((ニコ

「「「……」」」

え、何…??私、手出してるんだけど…
そもそも何でアクアもかなちゃんも
固まってんの…??

『…??おーい、メルトくーん??』

「ハッ…よ、よろしくっ///」((ニギ

…ん、意外と平気、かも??

『うん!!この後の撮影頑張ってね??』((ニコ

「が、頑張ります…っ///
ありがとうございました///」((ペコ

ん??何で敬語??別にいいのに…まぁいっか
とりあえずミッションは終わった…

「あんた…また技術磨いた??」

『へ??何の事??』

「…アクアあんた…」

「俺も知ったのはつい最近だ
文句は受け付けないぞ」

「本人が気付いてないのはどうかと
思うけどね、まぁいいわ
事なきを得たみたいだし??」

『え、ごめん??』

「全く…話の続きするわよー??

メルトみたいにトントン拍子に
売れてる子には良くあること
…って言ってて自分にダメージ来るわね

某アイドル事務所とかは教育かなり
しっかりしてるから礼儀正しいし
現場の好感度高くてハズレがなかったりする

たくさん使われるには
それなりの理由があるのよねー

という訳で挨拶は大事な仕事、レンもほら」((トン

『急に押さないでよぉ…』

「…初めまして、苺プロ所属の
星野アクアと申します
本日はよろしくお願いします」((ペコ

「ああ、よろしくね」

『初めまして、キャノンファイア所属
蒼井 灰簾と申します
本日の見学を許可して下さり
ありがとうございます』((ペコ

「ああ、噂は僕の耳にも届いてるよ
これからの活躍、期待してるよ」

『はい、ありがとうございます』((ペコ

「…」

『ねぇアクア』

「なんだ…??」

『私、この後のアクアの演技知ってる
でも私が知ってるのは漫画でな訳で…
生のアクアが演技してる所見るの楽しみなんだ
だから、頑張ってね』((ニパ

アクアの演技を私はちゃんと見てるから

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