• テキストサイズ

傍にいる[推しの子]

第15章 芸能界 第7話



<オマエ、ソンナカオシテテ
タノシイノ??>

「「「…」」」

<ナンダ、ワラエバカワイージャン>

<からかわないで>

「「……」」

<オレノオンナニテヲダスナ>

<ハッ、ナンダテメエ>

<けんかはやめてー>

((パタン

「「………」」

「「今日あま」ってこんな作品だったっけ!?」

「概ねこんな感じじゃなかったかしら??」

「演出とかはしっかりしてるから
観れないことはないけど、なんか原作に
居ないオリキャラが活躍してるし」

「出来るだけ多くの役者を
使いたい制作側の事情ね」

「展開もさ…
こんなんじゃなかったよね??」

「原作14巻分を半クールで
収めるとなるとどうしても物語を
カットする部分が出てくるのよ」

「役者の演技も…」

「演技未経験のモデルの子が多いみたいね」

「「…」」

「なんていうか…
ひどいね!!マジかコレ!!」

「ルビー、ストレートに言い過ぎよ」

「っていうかロリ先輩ってさ…

もっと演技上手くなかった??」

----

レンside

「へっくしゅん!!」

『かなちゃん大丈夫??
風邪でも引いたかな…??』

「違うわ、このくしゃみ…
誰かが私の噂をしてるのよ…っ」

『くしゃみに種類なんてあるんだ…』

「あるのよ!!……多分」

『そこは自信持とうよ』

私は今、かなちゃんと
とあるカラオケの一室にいる

何故かと言うと…正直分からない
というか仕事が終わり、
家に帰ろうと道を歩いていたら
何故かかなちゃんが待ち伏せていた…

「ちょっと付き合いなさい!!」((ビシッ

と、指を指されながら言われ
断る理由もないので着いてきたらここだった

正直、かなちゃんが誘ってくれて良かった

あの日から数日経ったけど
アクアには会えていない…
理由はただ単に私の仕事が忙しかったから
決して避けている訳では無い
ここまで忙しいのも久しぶりで
目まぐるしい数日だった訳だけど
いくら疲れていても1人でいれば
アクアの事ばかり考えてしまう私がいて…

あの時私はもしかして無意識に
アクアを傷付けてしまったのだろうか

何かとアクアから連絡が来るのに
この数日は全く持ってない…
こんなのは初めてだし、不安になる

/ 225ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp