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傍にいる[推しの子]

第12章 芸能界 第4話



-五反田スタジオ-

「おー有馬かな!!
見ないうちにデカくなったなオイ」

「いや…仕事はしてますよ…
そりゃ子役時代に比べたら
アレですけど…」((グサ

『おーっと監督ぅ、無意識に
見えないナイフでかなちゃんに
クリティカルなダメージを与えたぁ
こーれは痛いぞぉ!!』

「おー早熟2!!久しぶりじゃねぇか!!
相変わらずのべっぴんだな!!」

『こんちわっお久です監督!!
やだもー褒めても何も出ないよ??』((クス

「アクア!!役者やってないなら何で
監督のトコ出入りしてるの!?
ホントは演技教わってるんじゃないの!?」

「まぁ一通りは仕込まれたけど
今は裏方志望で監督の助手やってる感じ」

「そうなんだ…
でも嬉しい…まだこの業界にいたんだね…」

----

「おかわりいるかい!?」((クワッ

「あ、大丈夫です」

「食わなきゃ大きくならんよ!?」

「糖質抜いてるんで…」

『私あと少し頂きたいです!!』

「あいよっ」

「レンそんなに食って大丈夫か??
仕事に響くんじゃないのかよ」
(監督のお母さんの料理美味いから
分からなくは無いが…)

『大丈夫!!
何か知らないけど食べても
あんまり影響ないんだよねっ!!
あるとしたら…まぁ、うん…ね…』((チラ

「こっちを憐れみを込めた目で
見るんじゃない!!イビるわよ!?」

『おおう、こわぁ』

「…??」
(何で有馬がこんな過剰に反応してる??)

「早熟、お前意外と鈍感だな」

「え…」

「でもショックだな
監督親元で寄生虫してたんだ…」

「相変わらず大人に対する
敬意がねえガキだな!!」

「いいなぁ、うちは両親が
田舎に引っ込んでね…私1人暮らしだから
ご飯も何時もウーバー頼りだし」

「じゃあ金かかるだろ」

「大丈夫!!貯金だけは子役時代の稼ぎで
引く程あるから!!」

「クソ憎たらしいな…」

「ねぇ監督…アクアの演技やってる
映像とか無いの??」

「あるにはあるけど」

『っ!!監とk「見せんな」』

「あれは気の迷いで黒歴史
自分に才能があると勘違いして
酷い目見た作品だ」

『…アクア』

「…だそうだ
見たいならこいつ口説いてやらせるこった」

「へぇ、そう来る??」

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