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傍にいる[推しの子]

第5章 幼少期 第5話



ルビーside

「皆ー、お遊戯の時間ですよー
皆の踊りを保護者の方も見に来てくれるから!!
一生懸命練習しましょうね!!」

『踊りだってルビー!!
楽しみだなぁっ』

「やだ!!私やらない!!」((ダッ

『ルビーっ!?』

「ルビーちゃん!?」

『私追いかけてくる!!』

「俺も行く」

「あ、ちょっと2人ともっ」((アセ

----

『やっと追いついた…』

「何で逃げ出すのさ」

「私ダンス下手だから
っていうかした事ないから」

「あん??」

『ルビー、私もダンスなんて
ちゃんとした事ないよ??』

「ダンスなんて俺もした事ねぇよ
いつも部屋に閉じこもって
遊んでたのか??現代っ子め」

「まぁ…大体そんな感じ
何度か挑戦したけど出来なかった
運動は出来る気がしない」

『ルビー…』

「これまでの事は知らんけど…
それでいいの??
お前の人生これから長いんだぞ」

----

「あぅっ」((ステン
(やっぱり上手くいかない…
無理だよ、ダンスなんて…)

「あれ??ダンスの練習??
じゃあママも一緒にやろーっと
今度ライブで昔の曲やるから練習しないと
それとねルビーにスペシャルゲストがいます」

「え??」

「入っておいでー!!」

『お、お邪魔します』((ヒョコ

「え!?レン!?」

「ふふ、大成功だね!!」

『ごめん、ルビーが心配で…
アイにお願いしたの…』

「じ、じゃあ私のママって事も…」

『うん知ってるよ、
確かにびっくりしたけど
大丈夫、誰にも言わないから』

「良かった…」((ホッ

「さあ、練習しよう!!」

『はーいっ!!』

(あ、この曲…)
「ママそこの振りちょっと変
武道館の時もっと手高かったよ」

「あれー
もしかして私のライブ映像観たの??
よく覚えてるねー」((ナデ

『さすがルビー
ちゃんと見てるんだね凄いっ』

当たり前だよ
ママのライブ映像は何百…何千回も観た
振りだって全部覚えてる

「どんなだっけ??」

「ここの時はもっと…」((コテン

『ルビー!?大丈夫??』

「…」
(ルビーの動き方…
なんか倒れる準備してるみたい)

だっていつも倒れてばかりで
受け身取らないと怪我するから

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