第32章 恋愛リアリティーショー 第9話 ▲
レンの言う通り別に揉んで欲しそうに
しているのではなくてただ、デカいが故に
そう見えるだけ、そんなのは分かりきっている
だがやはり虐めたい衝動に駆られているせいか
言葉責めが止められない
「気持ち良いか??」
『ふ…ぁ///』
「気持ち良いみたいだな
今のレンの顔、鏡で見せたいくらいだ」
『っ!?やらっ…あぅ///』
本気で嫌なのか初めてちゃんとした
抵抗を見せるが今の俺にとってはS心に
火をつける着火剤でしかない
「…それとも、戦人にでも見てもらうか??」
我ながら少し自虐なネタだがレンの
答え次第で俺のモチベーションが上がるだろう
『や…ら…っアクア以外の…
人…見られたく、な…っ///』
「っ…」((ポス
ほんと、レンは俺を壊す天才だな
その一言で心が満たされるんだから俺もそこらの
男と同様単純な男だなと思い一旦動きを止め顔を
目の前にあるレンの胸に埋め、苦笑いする
『あ、くあ///??』
「…ベッド行くぞ」((ヒョイ
『ひゃわっ!!』
キスやレンの良い所を刺激するだけじゃ
物足りなくなった俺はレンを姫抱きにして
ベッドに向かい着くなり彼女を下ろし
その上に馬乗りになって再びキスをする
『んっ…あ、アクア
キス、好きなの…///??』
「…好きかと言われると、そうでも無い」
『でも、いっぱいするよね///??』
「まぁ」
『何で…///??』
不意に問い掛けられた疑問
これは正直に言って良いのか迷う
「好きだから」って言ったら
どんな反応をするのだろうか
だが言ってはいけない…言った所で
実る事はないし、復讐に関係は無い
だが、遠回しになら…
「強いて言うなら…レンだから」
『私、だから///??』
「ん」
『…そっか、嬉しいな///』
「っ…」
おかしな奴
「好き」だと言っていないのにも関わらず
嬉しいと思うなんてお前くらいだ
『私もねアクアとのキス、好きだよ??』
「え??」
『…と言うかアクアとしかした事ないけど
他の人にされるの考えると…やだ…』
中々に可愛い事を言ってくれるな
でも確かによくよく考えてみたらそうだ
今レンの出てるドラマでさえエロくは
あってもキスシーンは見た事は無い