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傍にいる[推しの子]

第31章 恋愛リアリティーショー 第8話 ▲



『る、ルビー…っ///!!』

「別に、イチャイチャはしてねぇよ」

「ふーん??」
(傍(はた)から見ればイチャイチャしてるようにしか
見えないけどなぁ…にしても今日の服装めちゃ
可愛くない!?てか胸のデカさが際立ってて
今すぐその胸に顔埋めてレンとイチャりたい)

「…」((ジト
(何か凄い事考えてそうだな)

『い、イチャイチャは兎も角!!
ルビーの言う通りだし、じゃぁ行こっか!!』

「おー」

『行ってくるねルビー』

「行ってくる」

「はぁい!!いってらっしゃーい!!」

そうして俺達はルビーに見送られて駅に向かった

苺プロを出た俺達は電車に乗り
目的であるショッピングモールに向かい色々と買い物を
済ませ、今はちょっとしたカフェで一息着いていた

一応俺もレンも芸能人な為、勿論変装
(帽子)をしながらだが俺としてはレンと
出掛けている事に意味があるので特に不満は無い
席も1番目立たない端を選んだ

『やっぱりパンケーキにはアールグレイだよね』

「お前相変わらず珈琲飲めないのか??」

『あえあおいもおひゃあい』((モグモグ

「…飲み込んでから喋ろうな
「あれは飲み物じゃない」って
言ってるのは分かったが…」((ズズ

『んっ…よく分かったね!?』

「…伊達に幼馴染やってねぇよ」

『さーすがぁ』

レンは昔から甘い物が好きで苦い物が苦手だ
こっちが胸焼けするんじゃないかってくらい
甘い物を食べているがそのカロリーはどこに
行ってるのか…それは誰が見ても一目瞭然だろう

「…クリーム」

『んぇ??』

「付いてる」

そんな事を考えながらクリームが
付いてる事を俺はレンに教える

『どこらへーん??』

「右の口角ら辺」

『ん、あったあった、ありがとアクア』

「ん」

そこら辺のカップルみたくクリームを指で取って
やってそれを口に運んでキャッキャうふふ…
何て事は俺はやらない

いや、実際そんなシチュになった今、
馬鹿らしいと思っていたが案外侮れない
クリームを取りたい衝動に駆られたし取ったクリームを
俺の口に運んだらレンの反応は
どうなるのか気になった
まぁ、大体想像は出来るが…

『アクアは珈琲だけで良いの??』

「あぁ、別に腹は減ってないからな」

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