第30章 恋愛リアリティーショー 第7話
「はい、お粗末様でした、
有難う灰簾ちゃん、作ったかいがあるわ」
『ミヤコさんの料理大好きだから
またお願いしますっ』
「ふふ、いくらでも作ってあげるわ
あと悩み事あるなら聞くわよ??」
『あ、えと…今は大丈夫ですっ』
「あら、そう??」
「ご馳走様…行くぞ、レン」
『あ、うん…
ミヤコさん、有難うございますっ
何かあれば頼らせてもらいますね??』
「分かったわ」
アクアに呼ばれて反射的に返事をして
ミヤコさんに再度お礼を言う
え、でもこれ戻ったらまた…あぅ…///
「ねぇお兄ちゃん、お風呂どうすんの??」
「風呂なら最後貰うから気にしなくていい」
「レンは…??」
「俺の前に入れる」
『え、え??私何時でもいいんだけど…』
ルビーの問をあっという間に解決していこうと
するアクアに私の意見を言ってみたのだけど
「俺の前に入れ」
圧が…圧が凄いのなんのって…
『わ、分かった…』
「…なら心配ないか、ちょっと残念だけど」
『うん??』
「気にすんな、ほら行くぞ」
『あ、うん』
再びアクアの部屋に向かって歩いて
部屋に入ったけど…
- アクアの部屋 -
「…何でベッドの上で正座??」
『あ、えと…何となく…??』
さっきまでの事があるからどうしたらいいか
分かんないよぉぉおおお///!!
そう思ってるとアクアが隣に座ってきて口を開いた
「そういえばさ」
『…??』
「…蜜ドロ、大丈夫なのか??」
『え??』
「だから、その…結構、エロいだろあれ」
『あ…』
「蜜ドロ」それは私が主演に代わり1から
撮り直しているドラマで、確かにえっちぃ…
だからアクアが言わんとしてる事が解った
『男性苦手なの、気にしてくれてる??』
「当たり前だろ」
『ふふ、ありがと
でも、大丈夫だよ??だって…』
…これ言っていいのかな??
「…レン??」
『えと、ね…その、相手と言うか…男性皆…
あ、アクアだと思って…してるから…///』
…あれ??何でこんなに恥ずかしいの…??
自分で言った言葉が今思うと凄く、何か…
もの凄く恥ずかしい…///
「…は??」
『ああっえと!!
ほら、アクアはさ子供の時から一緒だから
それで何とかなってるみたいなっ///!?』