第29章 恋愛レアリティーショー 第6話 ▲
- 苺プロ in アクアside -
レンの家を後にしてから苺プロに帰宅した俺達は
「久しぶりのレンだぁ!!」((ギュウ
『ひ、久しぶりルビー…ぐぇ』
ルビーに捕まっていた
正確にはレンがだが
「もー…ずっと画面越しだったから
寂しくて死にそうだったよぉ」((ギュウ
(あー…レンの匂い久しぶりっ)
『ごめんほんと、忙しくてさ…ぐふ』
「…いい加減にしろルビー
嬉しいのは分かるがレンが潰れるぞ」
(どさくさに紛れて匂い嗅いでやがる)
「えっ!?やだごめん!!」((パッ
『だ、だいじょ…ぶ…』
潰れるくらいの力で普通抱きつくか??
いや、気持ちは分からなくは無いが…
てか変態度が増してる気がするんだが??
「でもホント久しぶり!!今日は何時までいるの??」
『明日休みだからお泊まりしに来たんだ』
「え!?本当に!?やったー!!
女子トークしy「だめだ」…え」
『ごめんね、
ちょっとアクアに用があって泊まるだけなの…』
「えー…」
「ま、そういう事だからあんまり
邪魔しに来んなよ??」((ニヤ
「っ!?もーっ!!お兄ちゃん嫌い!!」
「何とでも言え」
『…』((ニコニコ
(ホッコリするなぁ…)
「何笑ってんだよ…ほら、俺の部屋行くぞ」
『あ、うんっ
ルビー、また今度埋め合わせするね!!』
「ならよろしい!!今日「だけ」は大目に見てあげる!!」
『ふふっ、ありがとう』
「ごゆっくりーっ」
『はーい!!』
何やかんやで話が分かる妹で良かった
…まぁ気になる言い方はしてたが今回ばかりは
譲れないし気にしない事にしよう
と、頭で考えていたら
自分の部屋まで来たからドアを開けた
((ガチャ
『んー!!久しぶりのアクアの部屋…だ』
「…」
『あ、あの…アクア、さん///??』
「…何でさん付け??」
『だっ…だだだ…だって…///』
「…」
何でレンの様子がおかしいのか
それは俺が部屋に入って直ぐにレンを
後ろから抱きしめたからだ
『あ…ぅ…///』
「言ったろ、限界だって」
『だ、だからってこんな…いきなりっ///』
「…やっぱ落ち着く」
『へ…///??』
「お前が傍にいるって実感持てて
凄い落ち着く…」((ギュウ