第27章 恋愛リアリティーショー 第4話
- 今ガチ現場 あかねside -
「何してんの??」
「番組公式のツイッターとか
ティックトックとかあるでしょぉ〜
それにアップする動画撮ってたぁ〜」
「ふぅん??」
「結構登録者増えてさ
まぁ私にかかればこんなもんだよぉ!!
あ、バトたん!!動画撮ろう!?」
「おういいぜ!!レンも折角なら撮ろうぜ!?」
「…!?」
(今…レンって呼んだ、か??)
『えっ!?で、でも私なんか撮っても何にも…っ』
「いいからいいから!!」((グイ
『ちょっ、戦人!?』
「…!!??」
(今…呼び捨て…た、よな??)
「んじゃぁ、ここ立ってぇ〜」
「おうよ!!」
『もう…』
「お、良い感じぃ〜!!ありがとう2人ともぉ〜!!」
「良いって事よ!!」
『むっちゃ恥ずぅ…///』
「良いじゃねぇか、これも仕事の1つだぜ??」
『そう…だけどさぁ…///』
「なんだなんだ??女優であり、グラドルと声優まで
やってのけてるお方が恥ずかしがってんのか??」
『わっ悪い!?』
「んーや、それはそれで有りだな!!
可愛いヤツめ!!」((ワシャワシャ
『ちょ、やめてよー!!』
「…」((ゴゴゴ
「おおおうふ…アクたんアクたん!!抑えて!!」
「…」((ジロ
「ひぃ…怖いぃ…」
「そういえばメムは元々ティックトッカーだっけ」
「そそ、当時は広告収入も投げ銭もなかったから
ユーチューバーに転身したんだけどさ
アクたんも何かアップしなよ
アカウントのパス貰ってるでしょ??」
「俺はそういう若い子の使うツール
分からないし、いい…」
「じじくさー」
(そして凄く機嫌悪い…)
「…」
あっちでは戦人くんが頑張って
灰簾ちゃんにアプローチしてる…
私だって…少しは…っ
「ノブくん…こっちで一緒に…」
「ああ、いいよ??」
「あかねちゃん、攻めてるねー」
「…」
<そういや居たわこんな子、あかねだっけ??>
<あかね別に居てもいなくても同じじゃない??>
<あかねOUTでいいから、男新メン増やして〜〜>