第26章 恋愛リアリティーショー 第3話
『でも私、お金に執着無いから』((ニパ
「そっ…そうかよ…///」((フイ
レンの笑顔に1発KOの戦人
笑顔が可愛いからその気持ちは分かる、分かるが…
「…」((ムス
いくら執着が無いとはいえ…
笑顔振り撒いてまで言う事じゃないだろ…
と言うか戦人に笑顔見せないでくれ…
気が気じゃないんだが…だめだ、
こんな事でイライラしてたらキリがない
抑えろ、抑えるんだ俺…
なんて1人で考えていたらMEMちょが唸り始めた
「んー…!!」
- 焼き肉屋 -
「おらぁ特上盛り合わせ追加じゃーい!!
思う存分食えや餓鬼共!!」
「わーい!!」
結局俺は焼き肉屋に連れられてしまった
勿論、レンも一緒だ…ついでに言うと戦人も
「アクアさん、灰簾さん
カイノミ焼けましたよ、どーぞ」
『あ、ありがとう…
流石あかねちゃん、女子力高い…』((ボソ
「自分の分は自分で焼くから
気にするなよ、レンのも俺がやるし」
『え、私も自分のは自分で焼くけど…??』
「いいからお前は俺が焼いた肉食べてろ」
『むぅ…わかったよ、ありがとう…』
「お2人はホントに仲がいいんですね」
『まぁ、幼なじみだしね??』
「ん…、それはそうと黒川さん
さっきから全然食ってないだろ」
「いえっ!!自分、精進の身なので!!」((クワッ
『精進って…あかねちゃん十分凄い女優なのに』
「私なんてまだまだです…それに、
こういう場では絶対トングを手放さないって
決めてるんです…最初はよく焦がして
怒られましたが今では上手に
焼けるようになったんです…」
『あかねちゃん…』
「だからねー??今求められてるモノってのは
より過激なモノなワケさ、どこまでリスクを
取れるかで選択肢が…」
「なるほどなぁ…俺、そういうリスキーな事
したくねぇから結構難しいな…」
「っ!!」((メモメモ
MEMちょが鷲見と戦人に何かを語り掛けて
いるのを聞いてすかさず黒川はメモを取り始めた
それを見た俺は心の中で呑気にこう思った
『「…」』
((真面目だなぁ))
レンも同じ事を思ってると知らずに
飯を食った後皆と解散し俺は
レンを送ってから苺プロに帰宅した