• テキストサイズ

傍にいる[推しの子]

第25章 恋愛リアリティーショー 第2話 ▲



戦人が皆が聞けないでいる質問を
直球で聞いてきた

『「幼なじみ」』

「…幼なじみ??」

『うん、小さい時からずっと一緒なの』

「なーんだ…てっきりもうデキてるのかと…」

「ゴホッ」

『アクア!?どうしたの急に…』

鷲見の言葉に動揺するアクア
勿論デキてる訳では無いしましてや自分自身の
気持ちの整理もついていない、なのに動揺するのは
何故なのかそれはアクア本人にも分からない

「いや、何でもない…」

『なら良いけど、無理しないでね??』

「…ん」

((((((いや、天然か/天然がいます))))))

「灰簾ちゃんって意外と天然なんだな」

「「うんうん」」

『え!?何でそうなるの!?』

「いや、もう…ねぇ??」

「流石の私でも分かります」

「だぁよねぇ」

『皆して酷いよーっ!!』

こうして話してから収録をして、暫くしてから
収録が終わりレンとアクアはいつも通り
苺プロに帰る為2人で目的地に向かって歩いて行く

『「…」』

その間2人は黙りであった…特にアクアは不機嫌だ
理由は簡単でレンの仕事が忙し過ぎてアクアに
連絡の1つも寄越してないから拗ねているのだ

「…なぁ」

遂に痺れを切らしたアクアはレンに話しかける

『ん…??どしたの??』

「…何で相談してくれなかったんだ??」

『…え??』

拗ねている理由は連絡を寄越さなかった事は
勿論だがもっと根本的な事であった

「「蜜ドロ」の役…お前、メインじゃなかっただろ
それに…1話からあんな…」

そう、メインでは無かったはずなのに
その報告と相談が無かった事に拗ねていたのだ

『あー…あはは、その…少し驚かせたくて』

「いや、そりゃ驚いたが…」

『ごめんね、たまにはアクアに頼らずに
頑張ってみたかったし、驚かせたかったの』

「俺はレンに頼って欲しいんだけど…」

『アクアがデレてる…明日雨かな??』

「…おぃ」((ジト

『嘘うそっごめんて!!』

「ったく…」

仕事が忙しく連絡が出来なかったと思っていたが
レンが意図してしなかった事が判明し、
少し呆れたアクア

『…苺プロ戻ったら少し、
休ませて貰ってもいいかな…??』

「まさかお前…」

『いひひ…流石に疲れたぁ』

「…少し寝ていけ」

/ 225ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp