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傍にいる[推しの子]

第22章 芸能界 第14話



「ひえー、えちえちじゃん…Gなんだ…」
(レンは確かEだったからその2つ上…)

「やめてー!!」

『あっみなみ!!』

そんな話をしていた時、
ルビーの待ち望んでいたレンが登場した

「レンちゃん!!」

『わーっ!!
なんか事務所以外で会うの凄い違和感!!』

「せやねぇ!!
会う場所は事務所やから確かに違和感すごいわぁ」

「…まさか、既にお友達??」

『みなみとは同じ事務所なんだよ
キャノンファイアって所なんだけど…
言ってなかったっけ??』

「聞いてないよ!?」

『あはは、ごめんって』

流石に違う事務所なのは知っていたがまさか寿と
同じ所とは思っていなかったルビーはクワッと
レンに迫る

「2人は知り合い??」

『えとね、ルビーは幼なじみの
1人で妹みたいな感じなんだっ』

「自己紹介まだだった…
星野 ルビー、レンの幼なじみ兼妹です!!
よろしくね、みなみちゃん!!
そう言えばリアル関西弁初めて聞いた!!
大阪の人!?芸能活動の為に上京してきたとか!?」

『おうおう、ルビー落ち着いて
マシンガントーク過ぎるよ??』

「おっと、つい…」

興奮するルビーをレンは諭すが
寿は気にせずルビーの質問に答えた

「いや生まれも育ちも神奈川
喋り方はなんていうか…ノリ??」

「エセ関西弁だった!?」

- 休み時間 -

「っていう感じで友達になったみなみちゃん」

「どういう感じだよ」

『ふふ』

中庭らしき所でレンをはじめアクアと
ルビー、寿の4人で集まり近況報告会を開いていた

「まあ友達出来て何よりだよ」

「お兄ちゃんは友達出来た??」

「…いや別に友達作りに
この学校入った訳じゃないし…」

「あっ…これ友達出来なかった奴だ…
ごめんね辛い事聞いて…
もう教室での話しなくていいから…」

「いや別に話し相手位は出来たっつの

男子はいきなり友達認定とかしねえから
元より一般科はそっちと違って中高一貫だから
それなりに交友関係完成してて
交友深めるの時間が掛るんだよ
別に入学ぼっちとかじゃねえし、分かる??」

普段あまり喋らない兄、アクアが滅茶苦茶
喋っている事に対して若干引く妹のルビー

「アクアが、凄く饒舌に喋ってる」

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