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傍にいる[推しの子]

第22章 芸能界 第14話



- 陽東高校 -

本日晴れて3人は陽東高校の1年生になる

そんな中、ルビーとある1人は
緊張に押し潰されそうになっていた

「緊張して来たー」
↑星野 ルビー
陽東高校芸能科 高校1年生 初日

『私も…緊張してきた…』
↑蒼井 灰簾
陽東高校芸能科 高校1年生 初日(2回目)

「緊張する必要なんてないわよ
ここは養成所でも撮影所でもなくて
普通の学校なんだから、普通にしてればいいのよ」

陽東高校に着いてから校内を案内しながら
2人を勇気づけてくれる有馬は何かと面倒見がいい

『むむむ…』
(そう言われてもこれで2回目の
高校生活なんだけど…1回高校生活してるとはいえ
慣れるもんじゃないんだよかなちゃん…っ!!)

とは言えルビーも
転生者だがレンは高校生活
半ばまで前世で経験しているからこそ
思う事もあった

- 1-F -

「レン、トイレ行っちゃったし先に教室入ってよ…」

ルビーはレンを待たずに教室のドアを開けた

((ガラッ

「わっ」
(右見たら美人!!左見たらイケメン!!
芸能科って言っても意外と大した事
ないかもとか思ってたけどそんな事ない
明らかに地元の中学校とは別物!!

…とはいえ??
ママの遺伝子を受け継いでいる私も顔では
負けてない訳で…それに私には最大の味方…
レンがいるっ!!呑まれてなるものか!!)

教室に入ってそうそう、呑まれそうになりつつ
今この場にいないレンを味方につけた気に
なって自分の席に着いた

一方その頃、教室に向かっているレンは
何かを感じていた

『んー…なんだろ…
ルビー、ろくでもない事思ってそう…
…アクア、大丈夫かなぁ』

そしてさっきまで見せていた緊張はほぼほぼ無く
自分の推しの心配をするのだった

レンが教室に着く少し前
ルビーはある女の子を見つける

「ん??…!?」
(わっ!!凄い子おる!!)

「あ…すんません、ジロジロ見てもうて…
めちゃ美人おるやんおもて…
やっぱり芸能科ってすごいわぁ」

「いやいや貴女も凄いです…モデルさん??」

「あ…せやねん一応
うち寿みなみいいます、よろしゅー」

「寿みなみ…あっ!!グラドルやってるんだ!!」

「目の前でググるのは非人道的やない??」

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