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D.World.
第4章 螺旋
逃走車両がRC-Fという事も相まって
更に昂る感情に歯止めが効くはずも無く、
“どうやって撒こうか”
と考えを巡らせた。
宛らこの強盗団の仲間の様に映るかもしれない。
かれこれ20分は張り付かれたままだろうか
中々撒けずにいた。
橋の上に差し掛かった頃、痺れを切らした様子の
後部座席にいるもう1人がRX7に向かって発砲した。
私は降谷さんに当たるとは微塵も思っていないが
ーー…そういう事するなら許せないかな…ーー
.
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